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2015年12月の記事

2015年12月31日 (木)

そろそろ終わり

今年もあと数時間で終わりですね。
今、紅白観てます。
今夜はジャニーズでカウントダウン!

今年は焼き肉女子会という大きな当選がありました。こんなスゴイ当選は後にも先にも二度とないでしょうね。
だけど友達と楽しめる懸賞があれば、当てにいきたいと思います!

来年はウッキウッキな年になるといいなぁ〜。

今年もありがとうございました。
皆様、どうぞよいお年をお迎え下さいませ〜。

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ゆきあいの空

「どうしてみんな一人で逝ってしまうの?どうして私を一緒に連れていってはくれないの?」
 どこかあどけなさと愁いを潜ませた虚ろな瞳で、女は男の足下に寄り添った。

「心配するな。お前が唄えば新たな魂がまたここにくる。そうすればきっと、お前はお前の望む場所にいけるだろう」
 そう囁いた男の、月明かりに照らされた横顔は青白く、しかし赤くぬらぬらした唇の両端からは長く鋭い牙が鈍い光を妖しく滲ませていた。

     *
     *
     *

「うひょー!彼岸花もこうやってみると、綺麗なもんだなぁ」
 四方に広がる、手入れの行き届いた棚田を縁取るように、畦には数えきれないほどの真っ赤な彼岸花が咲き誇っていた。
 子供の頃から彼岸花にあまり良いイメージを持っていなかった透も、まだ実りには少し早く、青青と繁っている稲と赤く燃える彼岸花のコラボレーションに感嘆のため息をもらした。
 ここは某県の小さな田舎村。歴史ある太古の足跡や豊かな自然の相乗効果で、それぞれの季節には数多くの観光客がやって来る。
 秋のはじめ、透の彼岸花に対するイメージを少しでも変えてやろうと、棚田に咲く彼岸花をみにこの地にやって来た蕾と東雲だったが、二人の表情は透のものとは少し違い、ほんの少しだけ翳りを帯びていた。
「なんだよなんだよ、おめーら。辛気臭い顔して!ここに何かあるってのか!?」

 そんな二人の様子に気付いた透が、おどけた様に蕾を羽交い締めにした。
「いや…。ここは陽もよく当たる場所だし、観光客も多い。それに彼岸花の花精の様子も特に変わり無さそうだから…」
 東雲は言葉を濁らせると、棚田の一番上、観光客は登って行かないだろう、山の斜面に接した一部大きく影に覆われた一画を見上げた。


「えっ?黒い…彼岸花!?」 透は思わず目を疑った。
 その場所にも何らかわりなく真っ赤な彼岸花が咲き乱れていたが、異質な気を漂わせる〈そこ〉だけに、黒い彼岸花が咲いていた。
「何でだ?枯れかけてるのか?それとも病気とか!?」
 見たこともない様子に、透は蕾に問いかけた。
「この花は元々あの世の花気を纏っている。こう言ったこともあり得ないことではないからな」
「えっ、そーなの!?」
 赤い花に混じって、所々に白い彼岸花が咲いているものの、黒い彼岸花は明らかに異質なものだった。
 御大花将である蕾が問題ないと言うのだから、問題はないのだろう。しかし、どこか釈然としない透は無意識のうちにその花にそっと手をのばしていた。

 …さまの……みたま………いなぁ……

「えっ!?」
 一瞬、我にかえり辺りをキョロキョロと見回した。「どうした、透?」
「いや、今何か聞こえなかったか?」
「何か、とは何だ?」
「ん〜、何て言うか…女の人の歌声みたいな…」
 透は少し汗を浮かべ、人差し指で額をポリポリと掻いた。
「また何か感じたのかね?」
 人一倍霊感の強い透に、東雲が少し意地悪そうに言う。
「いや、わかんねぇ。でも…」
「でも?」
「あんまりいい気はしねぇ」
 ブルッと身震いすると、透は自分で自分を抱きしめた。
「きみは感じやすい体質だからねぇ」
 東雲がさらに意地悪そうにクスクスと笑った。
「ここは日中でも陰になっていて湿気も多い。よからぬ気も集まりやすいのだろう。だが…」
 蕾と東雲がふと視線を合わせた。
「そうだね。特に気にすることはないようだね」
 二人は意味ありげに…いや、特に気にする様子もなく、その場を立ち去ることにした。
 しかし透は何か妙な〈気〉に後ろ髪を引かれるような違和感を拭いきれず、二人の後につきつつも、チラと振り返った。

 ……ぬしさまのみたま どこじゃいな 一人きりでは逝けやせぬ 手に手をとって冥土のみちゆき つれていってくりゃしゃんせぇ……

 風もないのに、ザワザワと黒い彼岸花が小さく揺れていた。

 その哀しげな歌声は、確実に透の脳裏に染み付き、まるで心を奪われたかのように、釘付けになった。
「何をしている、透。行くぞ!」
「…!…あ、ああ!今行く!」
 蕾の呼び掛けに目が覚めたかの様にハッとなり、いつも通りの透が慌て踵を返すのだった。


「フフン、御大花将と言えど所詮はガキ。やはりこの程度か」

 三人が去った後、辺りの陽気とは裏腹に、妖しげな〈気〉を纏う男が薄ら笑いを浮かべ、影のようにゆらゆらと佇んでいた。
「だが、次の獲物はみつかった…」
 誰にともなくそう呟くと、足下の黒い彼岸花が男を慕うかのように小さく揺れた。

 宿に戻ると、玄関先に警察車輌が止まり、数人の他の客たちが騒然としていた。
「何かあったようだね」
 東雲はあまり驚いた様子もなく、淡々としていたが、好奇心旺盛な透は、自分達が泊まる宿で何があったのか気になり、宿の従業員に事情を尋ねに行くのだった。
「なんかさぁ、ここの宿泊客が昨日から行方不明なんだって」
 大変だ、とばかりに透は少し大袈裟に話して聞かせた。
「チェックアウトせずに勝手に帰ったのではないのか?」
「それが、荷物は部屋に置きっぱなしらしいぜ。それに、ここだけじゃなくて、他の宿の観光客も何人か行方不明になってるらしいんだ」
 小さな田舎で起こった観光客の行方不明事件。自分達には関係がないと思いつつも、物騒な話しに表情を曇らせる透であった。

 都会ではあまり聞くことのできない秋の虫の音が、早々と静かな帳に響いていた。人のざわめきも、車の往来の音も、場所が故に一切聞くことは出来なかった。ただ、風に揺れる木々や草花の囁きだけが時折意識をかすめていった。

あまりにも静かな夜だった。

 ……さまの…みたま どこ……なぁ……

「ぅ…ん…」
 透は軽く寝返りをうった。

 …一人きりでは……やせぬ……

 ガバッ!と悪夢に揺り起こされたかのように透は勢いよく身を起こした。
「俺…いか…なきゃ…」
 そう呟いた透の瞳は、大きく見開いてはいたものの、何も映してはいなかった。

  ……ぬしさまのみたま どこじゃいなぁ 一人きりでは逝けやせぬ 手に手をとって冥土のみちゆき つれていってくりゃしゃんせぇ……

 全てが寝静まり、淡い月影か辺りをぼんやり照らしていた。
 昼間に訪れた棚田の一角、黒い彼岸花の咲いていたまさにその場所に、一人の女が唄い、舞っていた。
「あなたが私を連れていってくれるの?」
 覚束ない足取りでそこにたどり着いた透に、女は振り向き尋ねた。
「…そうだ。もっともその前にこやつの魂はこの私が喰ろうてしまうのだかな…」
 透の背後に黒い…闇よりも黒い影がゆらりと現れた。
「お前の唄のおかげで、お前と波長の合う人間どもがこうやって喰われにやってきてくれる。ほんに獲物には事欠かんわ」
 影は昼間の男の形をとると、透の両肩をがっしり掴み、そのくちびるを透の首筋に近づけ、細く長い舌を舐め回すように這わせた。
「跡形も残らぬように喰ろうてやろう」
 男が透の喉元に喰らいつこうとしたその時だった。
バチッ!!
 その牙が透に触れるまさに寸前、大きな火花が上がり、二人は前後に弾けとんだ。
「何っ!?」
 予期せぬ事態に慌てふためいた男が辺りを見渡した。

「そう言うことか。下等怪魔が花精をたぶらかしおって」
 ヒュゥ…と緩やかな風が撒き上がり、ふわりと一人の少年が怪魔の背後に降り立った。
「お、お前は…!?」
 胸の前で両腕を組み、細めた瞳で怪魔を見下ろしたのは、正しく御大花将蕾であった。
「くっ…気付いていたというのか」
 悔しそうに、しかしどこか薄ら笑みを浮かべた怪魔が、蕾を極上の獲物と判断し、ゆっくりと立ち上がった。
 振り返ると、弾き飛ばされた透は守護の杖を手にした東雲によって保護されていた。
「かくなる上は貴様を喰ろうて、下界の花精どもを操るまで!」
 怪魔は形相を鬼のように変え、蕾に飛びかかった。

「花炎…」
 蕾は左の手のひらをスッと開くと華の炎を揺らし、右手ですぐ側の彼岸花を一輪手折った。
 ビシュッ…!!
 怪魔の爪が蕾の頬をかすめたかと思った刹那、弱々しいはずの彼岸花がまるで剣のように蕾の右手首の小さな動きだけでそれを強く払った。
「祓濯っ!!」
 すかさず蕾は左の手のひらを怪魔の胸元に押し付ける。
「ぐっ…」
 触れただけ、だった。しかし凄まじい衝撃を受けた怪魔は、後方に大きく跳ね飛んだ。
「ぐあぁ……っ!」
 蕾が放った華の炎に包まれた怪魔は、あっという間に燃え尽き、塵と化した。

 後には静寂だけが残った…。
 いや、かすかに歌声が聞こえる。
 何事も関せずかのように、彼岸花の花精がただ、あの世だけを求め、歌い、さ迷っていた。

「蕾…」
 東雲が小さく声をかけた。
「……」
 蕾がは少し険しい表情(かお)で、そんな花精の姿を見つめるだけだった。
「彼女の罪はどうなるのかね」
 透を心配して東雲の側に膝をついた蕾に、東雲が御大花将としての蕾に問いかけた。
「怪魔に操られていたとはいえ、多くの人間の命を犠牲にしたことは許される事ではない…。だが、あいつには自覚はない。…あれはただ、あの世に恋い焦がれ、この世をみていないから。もはや、それ自体が罪なのかもしれないな…」
「…」
 裁くことも説き伏せることも出来ぬ事象に、蕾はほんの小さく溜め息を落とした。


「なんだよなんだよー!(;`O´)」
 その後、程なくして彼岸花の中で目を覚ました透は、二人から事情を聞かされ、真っ赤になりながら憤慨した。
「まあまあ、そんなに怒らなくても…」
 地団駄を踏む透をなだめようとした東雲が一発殴り付けられ、蕾は正面から羽交い締めにされた。
「ひでーよ蕾ぃ〜」
 号泣しながらそれでも蕾をぎゅーと抱き締める。
「まあ落ち着け、透」
 透の背中をポンポンと叩く。
「だってよぉ〜(涙)スッゲェ怖かったんだぜー!?」
 怪魔に操られ、危機一髪だったことを知らされ、透はさらに号泣した。
「すまなかったな。これもみな、東雲の作戦だ」
 バツが悪くなった蕾は、全てを東雲のせいにすることにした。
「えっ!?私かい!?」
 東雲はあまりのことに目をパチクリさせた。
「お前ってホントーに手段を選ばない奴だな!」
 そう言うと、透は東雲の後頭部をげんこつで殴り付けるのだった。

 透の体質を利用した、いわゆる囮捜査だった。


 一夜明けても何事もなかったかのように彼岸花は風に揺れていた。

 ただそこには、あの世に焦がれ、歌いさ迷うだけの花精がいるだけだった…。


 夏と秋の狭間に咲く…あの世だけを想う花精だけが…。


おわり

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2015年12月30日 (水)

秋のお話しなのに…

季節外れになるのはいつもの事。なんですが、今回はめちゃくちゃ時間がかかった〜(;^_^A
そのわりに内容が薄い!いつになく薄い!
本当はもう少し手直ししたかったんですが、もう時間がないっ(^o^;)なんとしても年内に仕上げたかったんです。
だけど11月12月とめちゃくちゃ忙しくて、手入れしてる時間もなくて。とりあえず、なんとか、無理やり仕上げたって感じです。
手直しはまたそのうちすることにします。
とにかく年内に上げたかったので、ギリギリ明日にでもupしたいと思います〜ε- (´ー`*)

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2015年12月27日 (日)

友達当選♪

友達当選♪
友達当選♪
オークワ×マルハニチログループ共同企画「マルハニチログループフェア」プレゼント企画でWチャンスのオリジナルおさかなカレンダーが当選しましたー!
と言っても、これは友達のリボン宛に届いたもの。
本命はタラバガニで、(実は数年前に当たった事がある)リボンにも当たってほしくて応募したものでした。
残念ながらカニではなくカレンダーでしたが、リボンが喜んでくれたので良かったです(o^∇^o)

いつかリボンにも大物を当ててあげたいです。

頑張らねば!

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2015年12月20日 (日)

お返事です☆

♪who-風♪
こちらこそありがとう\(*^▽^*)/すごく楽しかったよ!(^_−)≡★
またお店探しとくから行こうね!
ディズニーランドもお泊まりで絶対に行こうね!!頑張ってチケット当てるわ!(;^_^A

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ちょっとだけのつもりが…

ちょっとだけのつもりが…
ちょっとだけ炊こう、と思い、おでんを仕込んだんですが、ちょっとずつ色々入れたら、結局いっぱいになってしまいました〜(;^_^A

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2015年12月13日 (日)

満腹ランチ

満腹ランチ
満腹ランチ
今日は、10月に久々に会うことができたA子ちゃんこと、あんこちゃんとwho-風とでランチをしました(@^∇^@)リボンも一緒に行く予定だったんですが、都合が悪くなり急遽欠席(残念)。
今回は橿原市にある「とりでん」で定食+ドリンク+デザートバイキングがセットのランチをいただきましたー(@^∇^@)
写真はチキン南蛮定食とデザートたちです(^w^)
デザートは一口サイズで、10種類以上ある中から一人四品つづオーダーできます。ちなみに写真のデザートはおかわり三回目のものです(*≧m≦*)
約二時間、いっぱいお話しして、お腹いっぱい食べて、再会を楽しみました!who-風とあんこちゃんも高校卒業以来の再会だったので、とても喜んでくれてました(*^^*)
今度はリボンも一緒に、ゆっくりまったり楽しくランチしたいです(o^∇^o)ノ
今日は本当に楽しかったー!

いつかみんなでディズニーランドにも行きたいね!

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2015年12月 7日 (月)

豚玉

豚玉
光の加減で上手く撮れませんでしたが…(^^;

多目に焼いて、冷凍しときましたー(@^∇^@)

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今月のお野菜

今月のお野菜
今日はぽかぽかと気持ちの良いお天気です( ̄。 ̄)

近くのイオンまでお米を受け取りに行ってきました。
そして頂いたお野菜…。
朝採れのキャベツと白菜と人参です。
いつもありがとうございます!助かります!!
キャベツは少し前に買ったのがあるので、消費するために(冷蔵庫に入らないので(^^;)今夜はお好み焼きにすることに。
これからキャベツ刻みまくります!

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2015年12月 6日 (日)

でけた!

でけた!
3分の1くらいまで煮詰まりました。
トロットロです(^w^)

冷めたら完成です(^_^)v

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お鍋にみかん

お鍋にみかん
今年も大阪の親戚がみかんを二箱も送ってきてくれたので、ジャムを作ることに。
お鍋の中には10個分のみかんが。これからストーブでコトコト煮詰めていきまーす(*^^*)

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